911陰謀論 #52 国への攻撃-アフガニスタン

911陰謀論 #51 では、「国への攻撃」について概要を書きました。

次は国への攻撃のうち、アフガニスタンについてまとめたいと思います。

9/11後の国家への攻撃

ニューヨーク・シティとペンタゴンへの9月11日の攻撃に続いて、ブッシュ政権はアフガニスタンにいるタリバンの指導者へ、サウジ出身の反体制派のオサマ・ビン・ラディンを引き渡すかあるいは米国による攻撃に直面するかを要求する、最後通告を伝えました。ビン・ラディンは1996年以来タリバンのゲストとしてアフガニスタンに住んでいました。タリバンは、もしビンラディンが攻撃に関与している証拠を米国が提供した場合には、アフガン最高裁でビンラディンを裁判するのに合意しました。タリバンのポジションは大使によってパキスタン人のアブドゥル・セーラム・ザイーフに明確に述べられました。

私たちのポジションは、もしアメリカが証拠を持っている場合、彼らはそれを作り出すべきであるということです。私たちは、証拠に照らして、オサマ・ビン・ラディンの裁判の準備ができています。

ブッシュ政権は、貧しいが戦略的に重要な中央アジアの国を攻撃すること以外のオプションに興味がないように見えました。2001年9月20日に米国議会に対しての演説で、ブッシュ大統領は「自由の敵」として攻撃の犯人と疑いながら次のように述べました。

アメリカ人は、「なぜ彼らは私たちを憎むのですか?」と尋ねています。彼らは私たちの自由、つまり宗教の自由や言論の自由や投票の自由やお互いを終結したり反対したりしたりする自由を嫌っています。

彼の演説の中で、ブッシュ大統領は信仰の2つの飛躍を起こすために人々に尋ねました。1つ目は政権が言う攻撃者は証拠がないのにもかかわらず仮定していること、2つ目は攻撃者の動機が政権によって彼らに帰属されたと仮定していることです。ブッシュは次のように断言しました。

私たちは、これらの人々が誰であり、どの政府が彼らを支援しているかを、正確に知っています。

同日、米連邦捜査局(FBI)は、ハイジャック疑惑の犯人のアイデンティティに疑問を表明していました。

アフガニスタンでの空の攻撃は10月7日に始まり、米国や英国軍による激しい夜間爆撃はカンダハル市の中心を襲撃しました。


ブッシュ政権は戦争犯罪で有罪

2004年3月に、東京の市民法廷はアフガニスタンへの攻撃が戦争犯罪だと、ブッシュ米大統領が有罪となりました。5人の裁判官からなる裁判所は、全会一致の結論に達しました。裁判官は全員国際法の教授であり、インド、イギリス、アメリカのそれぞれから1人づつ、日本からは2人で4つの国の代表でした。

法廷を務めた英国の弁護士ロバート・アクロイドは、米軍が国際法に抵触したいくつかの方法を説明しました。ブッシュ大統領は軍事行動は自己防衛を主張しましたが、正当な目的と民生的な活動とを区別できずに「デイジーカッター(巨大な従来の爆弾)、クラスター爆弾や劣化ウラン弾のような無差別機器」を使ったと、弁護士は指摘しました。


911陰謀論 #53 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/post911/attacks/afghanistan/index.html

0 件のコメント:

コメントを投稿